バナナに煙一発でB確定、はよくある誤解。二階斜線とバナナ牽制の道具リレーだけを、初接触情報ベースの第二弧で整理する。
リード Inferno の B デフォルトが崩れる典型は、「バナナ煙を投げた=B 確保」と思い込み、二階を空けたままサイト斜線を晒すパターンだ。CT のリテイクは常に半拍遅れる。本稿はバナナ牽制と二階からサイトへの斜線の間の道具リレーだけを扱う。固定タイマーではなく、初接触から組む第二の弧として書く。
バナナ:牽制スモークは「縁」があり、完全封鎖ではない
CT の B 守りでは、バナナ最初の煙は牽制が多く完全ブロックではない。T の壁沿い前進を遅らせ、「音情報+ follow フラッシュ」の窓を作る。煙の向こうで安全に plant させる道具ではない。プロは煙着弾直後に CT スポーンからバナナ口へ全員 rush しない——煙が切れる・端を抜かれる瞬間、最初の wide peek は無償デスになりやすい。
安定リズムは、煙のあと 1~2 人がサイトか CT 側で情報を取り、1 人が二階窓/バルコニーから見える斜線を pre-aim すること。T が火壁でバナナを押すなら、CT の第一反応は返しモロトフで列を切るかハイフラで後退させる。全員サイトに縮こもるのは最悪手。牽制成功の指標は「T が入らなかった」ではなく、「煙縁で止まり、道具が見えて消費している」こと。
二階:反クリア道具が斜線の所有者を決める
二階経由のサイト勝負は、CT が先に斜線を撃てる身位を取れるかで決まることが多い。T がバナナ煙だけで二階を放置すると、CT スポーン上り二階、またはサイトからバルコニー反クリアの一人で、T のコミット瞬間に サイト箱裏 ↔ バナナ口 のクロスを作れる。T が足すべきは追加のバナナ煙ではなく 二階フラ+短モロ だ。フラは窓/バルコニー pre-aim を潰し、火は CT 家階段かサイト深部へ退かせる。下包後に斜線で抜かれ続けるのを防ぐためのセット。
CT 反クリアの順序も重要。先フラ後火は T が二階階段に張り付いていると分かっているとき。先火後フラは T がまだ CT 方向をうろつき、上り二階か不明なとき。二階情報ゼロで全員サイトは、斜線をタダで渡し、リテイクを「人数で時間を買う」だけに degenerate させる。
第二弧:初接触からリテイクまでの道具台帳
B デフォルトを二レールで書く:バナナ牽制線(煙・火・ハイフラ)と 二階斜線(反クリアフラ・バルコニー火・サイト煙)。初接触がバナナなら、第二弧ではデフォルトで二階反クリア予算を起動。初接触が CT 側(音多・バナナ静)なら、バナナ煙は半拍遅れてもよいが、二階の前線は空にしない。
クラッチほど同じ論理が硬くなる。plant 後の CT は 斜線を取ってから解除。道具順はだいたい サイト煙で視線を切る → 二階フラで角を清める → 最後に bomb に body。煙が一発だけなら、サイト裸 rush より バナナ口を煙で遅らせ T の peek を引き延ばす方が得。斜線が CT 側にあれば、T は bomb 本体を楽に hold できない。
練習では 「バナナ静かに押す+二階 late 反クリア」 と 「バナナ火壁+二階同期フラ」 の二シナリオを繰り返し、「初接触の次の一手は誰に何を渡すか」だけ覚える。座標暗記よりパッチ耐性が高い。B は一本の煙で閉じる通路ではなく、牽制と斜線が交互に効く道具の将棋だ。